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私たちと一緒に研究しませんか?

本研究室では,新規生体材料の開発を中心に,材料と生体応答の関係を化学の視点から研究しています。 卒業研究・修士研究を通して,研究背景の理解→実験→データ解析→論文へまとめる
という研究活動の一連の流れを経験し,技術者・研究者としての基礎力を身につけることを目標としています。

当研究室で大切にしている考え方

◆研究室の一員であるという意識
研究室に配属された後は,学年や立場に関係なく,全員が研究室の一員として研究活動に参加します。自分の研究内容だけでなく,周囲の研究内容にも関心を持ち,研究室全体としてどのような研究を行なっているのかを理解することを大切にしています。
◆専門分野を深く学ぶ場所
大学の研究室は専門分野をより深く学ぶ場所です。
研究の背景や目的を理解し,「何をすべきか」「なぜそれを行うのか」を考えながら研究を進めます。分からないことを分からないままにせず,一つ一つ確認しながら進める姿勢を重視しています。
◆自己マネジメント能力の向上
研究室のコアタイムは9時から17時です。
この時間帯に集中して研究活動を行い,日々やるべきことを着実に積み重ねることを求めています。研究活動とプライベートの時間にメリハリをつけ,自分で計画を立てて行動できる力を身につけてください。
◆国際感覚の習得
生体材料分野の研究は国際的に行われています。
当研究室でも留学生の受け入れや海外研究者との共同研究を行っており,研究留学の機会もあります。
英語の得意・不得意に関わらず,異なる文化や考え方を尊重し,積極的にコミュニケーションを取る姿勢を大切にしています。
◆文章力・プレゼンテーション力の習得
研究は実験データを出して終わりではありません。
得られた結果を整理し,考察し,他者に分かりやすく伝えることが重要です。
文章力やプレゼンテーション力は,卒業後どのような進路に進んでも必要となる力です。

研究室の活動(2025年度の例)
以下は,卒業研究・修士研究を円滑に進めるために研究室として共通で行なっている活動です。

◆研究進捗状況報告会(資料配布形式,週1回,持ち回り)
◆実験ノートの書き方/卒論の書き方(日本語:週1回)
◆雑誌紹介(プレゼンテーション形式,週1回,持ち回り)
◆科学分野で使用する英単語・英文法の復習(英語/日本語:週1回)
◆多言語学習&異文化交流(週1回)
◆研究室掃除(週1回)
◆大掃除(年3回)

留学に関する考え方

当研究室では,研究留学を希望する学生を積極的にサポートしています。
研究留学は,研究目的を達成するために,訪問先の知識や技術を学び,滞在期間中に研究成果を上げることが重要だと考えています。

滞在先の先生は,自分自身で積極的に問い合わせをすれば,研究内容が深まるよう時間や研究費を割いて協力をしてくれます。その好意に答えるには,滞在中に可能な限りの知識を身につけ,積極的に実験を行い,きちんと成果を残す必要があります。

また,滞在先の学生や先生達と交流を深め,その国の文化や習慣に触れ,日本のいいところや悪いところを客観的に見る力をつけて,将来の糧にして欲しいとも思っています。

上記の考え方に基づき,基本1ヶ月以上の滞在,1人で留学することを推奨しています。

九州工業大学では,特定の大学間とダブルディグリープログラムもあります。

学生のみなさんへ

研究室見学は随時受け付けています。興味のある方は,一度研究室を訪れてください。

当研究室で求める人材

◆挨拶ができる
◆時間・期限,ルールを守る
◆主体的に報告・連絡・相談ができる
◆嘘をつかない
◆物事を継続して取り組むことができる
◆整理整頓をする

研究者の皆さんへ

本研究室では,ヘルスケア分野における新しい材料の創製を目指して,材料開発・構造解析からin vitro・in vivo(医歯学系研究者との共同)の生化学的評価までを取り扱っています。本研究室での研究にご興味ありましたら,城﨑(yukisアットマークche.kyutech.ac.jp)までご連絡下さい。